福岡のリノリース物件内覧会

9月21～22日の日程で、福岡市の「リノリースCLUB本部」に研修会に参加してきました。

久しぶりの九州です。

札幌と福岡は地方の中心都市としてよく比較され、不動産投資をするうえでも人気を二分するところです。賃貸事情や家賃帯など似ているところも多いとよく言われますが、福岡の仲介店や地元の管理会社でリサーチしたところ、やはり大きな差はないような気がしました。博多駅周辺など一部に家賃相場が上がっている地域もあるようですが、札幌も札幌駅周辺が人気地区となっていますが家賃相場が上がっているという状況には至っておりません。

春日市のリノリース物件を内覧しました。
春日市は福岡市に隣接しており、福岡のベッドタウンとして発展しています。福岡市の中心までは10km程度の距離ということで、札幌でいうと江別市のような感じでしょうか。ベッドタウンということで、ファミリータイプが中心のエリアという印象で、やはり駐車場が必須なのでしょう、駐車場が1台無料という募集条件です。

今回は、北海道と沖縄の企業が参加しました。沖縄の会社さんの制服は南国らしくアロハです～。

床はフロアタイルのデザイン貼り。これは斜めに貼ってゆく「ヘリンボーン」というパターンで、人気がありますので割りと多用していますね。ヨーロッパ貴族が好んで使ったデザインで、上品さがあるのに動きが生まれて楽しい空間を演出しています。デザインが開きにしたニシン（herring）の骨（bone）に似ている事からその名が付いているそうです。

キッチンは新規交換していますが、原則的には表装貼替を中心としたリノベーションです。

建具は既存ものを再利用して、塩ビシートを貼ってきれない状態に仕上げています。

デザイン性の高いレバーハンドルに交換しています。

この物件は全体的に落ち着いた感じのデザインに統一しています。

便器は既存もののです。壁一面にクロスをアクセント貼りしています。

ユニットバスは既存のものです。浴室用のシートを壁一面にアクセント貼りしています。古さが感じられますがシート貼りだけで見違えるようにイメージが変わります。